2026.08.27お役立ち情報
相続税がかかるかどうかの目安 ── 基礎控除
相続税は、亡くなられた方の財産の合計が「基礎控除」を超えた場合にかかります。超えなければ、原則として申告も納税も要りません。ご相談では、この計算から始めます。
基礎控除の計算
3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数
| 法定相続人の数 | 基礎控除の額 |
|---|---|
| 1人 | 3,600万円 |
| 2人 | 4,200万円 |
| 3人 | 4,800万円 |
| 4人 | 5,400万円 |
見落としやすいもの
「うちは預金くらいしかないから」とおっしゃる方は多いのですが、実際に洗い出すと基礎控除を超えていることがあります。次のようなものも財産に含めて数えます。
- 土地・建物(自宅も含みます。評価額は時価とは異なります)
- 生命保険金・死亡退職金(それぞれ 500万円 × 法定相続人の数 までは非課税)
- 亡くなる前3年以内(令和6年以降の贈与は順次7年以内)に受けた贈与
- 名義は家族でも、実質は亡くなられた方のものだった預金
特例を使って税額が0になる場合は、申告が必要です
小規模宅地等の特例や配偶者の税額軽減を使った結果、納める税額が0円になることがあります。この場合でも、特例を使うためには申告書の提出が必要です。「税金が出ないから申告しなくてよい」とはならない点にご注意ください。
※ 一般的な取り扱いについてのご説明です。実際の判断はご事情によって異なりますので、個別にご相談ください。